SPEEDA ASEANは、ASEANの「今」を知り、「未来」を描き、ビジネスを加速させるための、経済情報プラットフォームです。私たちは、ASEAN市場で挑戦する皆様を、アジア最大級の企業情報・業界分析の提供とセミナー・コミュニティを通じてご支援しています。
今回ジャカルタで開催する「ASEAN経営企画の会」は、シンガポール開催に続き「ASEAN企業地図 第3版」の著者であるKPMG in Singapore ディレクターの木村昌吾氏をゲストにお招きし、更にはバンク・ダナモンのグローバル・アライアンス・ストラテジー・ディレクターの溝口直樹氏から基調講演をいただく形で開催いたします。
ASEANは社会課題の多いエリアであり、それらの解決を企図した起業が元々盛んですが、コロナ禍で一気に進んだデジタル化や、気候変動・脱炭素関連の意識の高まりも背景にして、足元で非常に多くのスタートアップが立ち上がっています。この発展が著しい環境の中で、この地域に拠点を置く日系企業が担う役割にも、変化が生じています。
今、企業はM&Aを交えた非連続な成長や、スタートアップ企業との戦略的提携や買収も視野に入れた新規事業の立ち上げと、従来の事業のオーガニック成長に留まらず更に広い視野が求められているかと思います。勉強会では、最新のASEAN財閥企業のトレンドや、今後期待できる日系企業の事業投資機会に着目します。
冒頭では、基調講演としてバンク・ダナモンの溝口直樹氏から、財閥や現地有力企業との接点も多い現地の大手銀行の視点から見た、インドネシア経済の足元の動向についての外観をお話いただきます。
続いて、KPMG in Singaporeの木村 昌吾氏より、上梓したばかりの「ASEAN企業地図 第3版」をベースに、近時のASEANのM&A環境や大手財閥の動向についてお話いただきます。講演では、財閥の若き第三世代の台頭や、彼らによるスタートアップ投資の現状にも触れていきます。ASEANの財閥の動きから、当地で事業開発に取り組む日系企業にとっての学びになる点について語っていただきます。
後半のパネルディスカッションでは、インドネシアのポテンシャルを踏まえて、東南アジアでの事業開発における要諦とは何か、今、何が求められているのかについて、木村氏および溝口氏の知見を元に、議論を深めたいと思います。
「ASEAN経営企画の会」は勉強会と交流会の2部構成となっております。交流会では、ご参加者同士のネットワーキングの場としてもぜひご活用ください。
本企画が、皆さまのASEANでの事業推進におけるアイディア創出や共創のきっかけの場となれば幸いです。
皆さまのご参加をお待ち申し上げております。
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